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Netflix、アマプラのホラー映画・SF映画のあらすじ、感想をネタバレ無しで全力執筆中!

「ビッグ・バグズ・パニック」は、コミカルな要素とパニック要素が絶妙なバランスで混ざり合う、観やすさ満点のモンスターパニック映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はAmazon prime videoで配信中のモンスターパニック「ビッグ・バグズ・パニック」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2009年公開アメリカ)
上映時間:91分
監督:カイル・ランキン
出演:クリス・マークエット
   ブルック・ネヴィン
   レイ・ワイズ

〜あらすじ〜

何事にも全力を出せずダラダラと生きる青年クーパー職務怠慢過剰なイタズラが原因で、会社から解雇を言い渡されたその時、会社内に突如鳴り響くサイレンの音。

それと同時に気を失ってしまった彼が目を覚ますと、自身の体が繭のようなモノで包まれている。何とか抜け出し辺りを見回すと、他の人たちも同様にに包まれていた。

その人たちを助けている最中、人間と同等の大きさを持つクワガタのような昆虫?に襲われる。

やっとの思いでその昆虫?を倒し外の景色を観ると…どうやら世界はその昆虫?たちに支配されつつある。

どうするクーパー⁉︎今回ばかりは全力を出さなきゃ自分の命仲間の命がかかってる‼︎

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〜感想〜

THE・B級パニックという感じが良いですね。

バカバカしくやる事に徹しているというか、変に名作にする気が無くて潔い。笑

こういう作り手側楽しんでる映画ってのは、観てる方も自然と楽しくなっちゃうモノ。

 

クリーチャーに連れ去られそうになるヒロインの脚を掴み救おうとする主人公

「絶対に離さないで!」と叫ぶヒロイン「離すもんか!」と答えるも、その2秒後には車にぶつかりあえなく撃沈…。笑

大切な家族クリーチャーと化すモンスターパニックお約束はモチロン、コメディ映画お約束までしっかりと補完されていて、それでいてゴチャゴチャしていないから素晴らしい

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クリーチャー造型も、秀逸とは言えないまでも及第点で観ていて不満を感じない

こういう良い安っぽさみたいなモノは、観る側が肩肘張らずに観ることができるし、デザート感覚で観れるB級映画が大好きな私には、このバランスはたまらないんですよ。

 

超大作とか名作とか言われると、自分の中でハードル上げまくって「あれ?こんなモン?」ってなったりするんですが、しっかり安っぽさを押し出してくる中に少し良い部分が見えると「悪くねぇじゃん!」って思えてしまう。

真面目そうな人がゴミ拾うのは普通で、不良っぽい人が空き缶拾うと評価爆上げのアレですね。笑

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〜まとめ〜

予算はかかってないけれど作りが丁寧で、友情であり、家族愛であり、ちょいとブコメでもありながら、それがダメ男の成長物語としてまとまっている。

良いB級映画っていうのは、こういう作品のことを言うのではなかろうかって気がします。

そして、とりあえず最後はドカーンと吹き飛ばしとけー!みたいな演出も個人的には嫌いじゃないですし、思わずニヤリとする伏線の回収もあったり、どこを取ってもこりゃダメだって点が見当たらない。

主人公の父親役でB級映画の常連レイ・ワイズが出演してるあたりも、ホラー映画好きにはたまらない所。

結局、映画の面白さってのは作り手の良いモノを作りたい、楽しんでもらいたいって気持ちが多分に影響するのかな?なんて事を考えさせられる作品ですね。

まだ未見の方は、サクッと観れる娯楽作品なので鑑賞をオススメしますよ。

ではでは、今回はここまで。

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