謎映画「溺殺魔セバスチャン・ドナー」は、ヌメヌメした視認性高めな亡霊が、女子たちを溺死させまくる海藻風味なホラー映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中の謎映画「溺殺魔セバスチャン・ドナー」のご紹介。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
2018年公開(カナダ)
上映時間:88分
監督:チャド・アーチボルト
脚本:チャド・アーチボルト
出演:ミッチェル・マイレット
キャロライン・パーマー
ジェンマ・バート
上映時間:88分
監督:チャド・アーチボルト
脚本:チャド・アーチボルト
出演:ミッチェル・マイレット
キャロライン・パーマー
ジェンマ・バート
〜あらすじ〜
とある湖畔で開かれたパーティに参加したマディソンは、そこで不気味な幻影を見たことをキッカケに極度の水恐怖症に陥ってしまう。
友人のハナはマディソンの水恐怖症は心の問題であると考え、霊能力者に協力してもらい形式だけの儀式でも行えば彼女の恐怖症は克服できるモノだろうと思っていた。
しかし、その儀式はマディソンの恐怖症の原因が心の問題ではなく、悪しき何かである事をハナに気づかせると同時に、その何かを現世に誘き寄せてしまう結果となってしまい…。
〜感想〜
タイトルから察するに巨大地雷だろうなと思い踏んでみたのですが、割と小規模爆発で拍子抜け。
いや、これは良い意味でですよ。笑
世間の評価がどうかは知りませんが、個人的には普通に楽しめちゃいました。
まず、出演してる女の子が可愛い!ココはもう本当に大事だと思います。可愛い女子がキャーキャー言ってるだけでもホラー映画は盛り上がるモンです。笑
それに恥ずかし気もなく丸出しよりも、水でピッタリ張り付いたTシャツの方がオジ様方は想像が膨らむではありませんか…。
明暗の使い方も満点とまではいかなくも及第点。
この手の作品は明るすぎると緊張感に欠けるのですが、暗すぎても何が起こっているか分からずストレスが溜まりがち。
しかし、本作は見せない所は見せない。見せる所は見せる。そこがハッキリしていて観易い映画だなと思います。
また本作は設定も悪くありませんね。
「水」という生きる為に必要不可欠なモノ。しかし、その水の中ならどんな所でもセバスチャン・ドナーは現れて襲い掛かってくる。
お風呂、洗面台、キッチン、手の中にあるコップ1杯の水であっても、それはヤツと自分を繋ぐ扉になってしまうかも知れない。
この真綿で首を絞めるような恐怖の煽り方はJホラーに近いモノがあり日本人には合うかと。
物語のバックボーンもB級ホラーとしては細かく決められていて恐ろしくも哀しい展開に涙が…
残念ながら一滴も出ませんでしたがJホラーの名作「仄暗い水の底から」が一瞬頭をよぎる感覚はありました。笑
〜まとめ〜
「THE BITE〜変身する女〜」の監督という事だったので、ヌルヌルでベトベトな感じを期待してましたが、本作もちゃんとやってくれてました!
かなり好みが分かれる所かなと思いますが、私はC・アーチボルト監督特有の、ローションパーティみたいな演出が嫌いでありません。
「コイツ汚ねぇなぁ」とか言いながら、口元は緩んでしまうB級ホラー好きの性ですかね。笑
もし、世間の評価だけで観ることを諦めている方がいれば1度観ることをオススメします。
モチロン感想読めば分かる通り、名作と呼ぶには程遠いですが、昔ながらのチープなホラー映画が好きな方は楽しめる作品だと思います。
ではでは、今回はここまで。