Netflixオリジナル映画「呪われた死霊館」は、タイトルに惑わされず観るなら、意外にもしっかりした造りに満足できるホラー映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はNetflixオリジナル映画「呪われた死霊館」のご紹介。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
2018年公開(イギリス)
上映時間:89分
監督:オーラフ・デ・フルル
出演:フローレンス・ピュー
ベン・ロイド=ヒューズ
スコット・チェンバーズ
上映時間:89分
監督:オーラフ・デ・フルル
出演:フローレンス・ピュー
ベン・ロイド=ヒューズ
スコット・チェンバーズ
〜あらすじ〜
心霊現象に悩まされる人をターゲットに、インチキ霊能力でお金を稼ぐ兄妹。
そんな2人のもとに1件の依頼が届く。
それはとある婦人からで、自分の住む古い屋敷で起こる霊障を鎮めて欲しいというもの。
いつも通り適当に除霊のフリを済ませようとする兄妹だったが、霊障に見舞われ屋敷から出られなくなってしまう。
やむなく屋敷の中を調べ始めると、そこには予想だにしない秘密が隠されていた…。
〜感想〜
タイトルを見たときには「やったな…Netflix…」と思ったんですが、ホラー映画はA級からZ級まで愛すと決めている私としては、如何に放題がヒット作のパクリ感満載で胡散臭かったとしても、観る以外の選択肢はございません。
というか、むしろ危ない空気の漂う作品こそ私が先陣をきって鑑賞し、皆様に感想をお伝えしなければならないのですよね。
で、観て2年くらい放置してました。すんません。笑
それでは本題。簡潔に申し上げると本作「小粒ながらツボを押さえた正統派ホラー映画」です。タイトルは「あのシリーズ」とは一切関係なく、パクった感じは1ミリもありません。
ちゃんとした脚本と演出の下、観た方に損はさせないレベルに仕上がっています。
カメラワークは照明もしっかりしていて、安い映画特有のカメラのブレが気になってストーリーに集中できないだとか、暗すぎて何が起こっているか全く理解できない。なんて事はないので、観ていて変なストレスを感じないのは良いですね。
恐怖描写は子ども達が題材ということもあり弱めですが、その分ストーリーは練られているというか…内容は全く違うのですが「デビルズ・バックボーン」のような世界観に惹き込むタイプのホラー映画だなと思います。
まだNetflixオリジナル作品がクオリティを爆上げする前の作品なので、特殊効果もストーリーのレベルも「デビルズ・バックボーン」に遠く及びませんが…あくまでタイプが似た作品だと思ってください。笑
今や世界屈指の名匠ギレルモ・デル・トロ。
そんな彼の作品の中でも名作と呼ばれるモノに対抗するのは本作じゃなくても難しいですし、引き合いに出されるだけでも大したモノですから。
って…本作の感想はどこに…さすが鑑賞後2年くらい放置されていただけはある。笑
ただ、間違いない事が1つ。怖い、面白い、笑える、泣ける、何かエロい、1周半回って死ぬほど面白くない。そんな要素が何ひとつ無い、箸にも棒にも掛からない作品であれば、私が記事にはしないって事です。
〜まとめ〜
少し地味ではありますが、安っぽさはなく、二転三転するストーリーは「お!」と思わせられる所もあるんですよね。
小粒ながら色々な味が味わえる映画でもある為、大きな期待をしなければ、前述した通り観た方に損はさせない作品だと思います。現に私もサラッと観終わって「何だ、悪くねぇじゃん」って言ってしまいましたから。笑
まだ本作に魅力を感じていないアナタ!
ホラー映画の新しい形を生み出した「ミッドサマー」で主演を務めたフローレンス・ピューの主演作品ですよ…ホラー好きとしては観ないワケには行かないんじゃあないでしょうか?
とか少し反則な気もしますが、ライトなホラー映画でも観てパタッと寝たいなんて日には良い映画なので是非どうぞ。
ではでは今回はここまで。