どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中の「マンイーター」のご紹介。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
〜あらすじ〜
オーストラリアの奥地にある運河をボードで行く、ワニの観光船ツアー。
ツアー客の面々は、眼前に広がる絶景やワニの姿を一様に楽しむが、ツアー客の1人ピートは遠くに1発の信号弾が上がった事に気付く。
ガイドのケイトにそれを伝えると、救難信号かも知れないと救援を待たずに更に奥地へ進む。
そこで転覆した1台のボートを発見したその時、ツアーメンバーの乗る観光船に大きな衝撃が走る!
観光船が転覆する前にツアーメンバーは近くの小島に乗り移ることに成功したが、ここは夜になれば潮が満ちて沈む程度の小島。
パニックに陥るメンバーを尻目に、その島の周りをユラリと泳ぐ巨大なワニの背中が…
〜感想〜
良いですね。
手放しで傑作だと言える作品ではないけれど、しっかりとした作りで好感が持てます。
巨大モンスターなんて一歩間違えれば、CG浮きまくりの模型はカクカクで「どうしてこうなった」と言わざる得ないような作品が大量にあります。
※VFX(ビジュアルエフェクツ)…CGや合成処理によって実写映像を加工する。視覚効果。
※特殊造型(アニマトロニクス)…動物を模したロボットを使って撮影する技術。ロボットを人工皮膚で覆い、機械制御によって動かす。
もとより、ワニ映画はサメ映画や恐竜映画に比べてハズレが少ないと言われていて、その理由は、魚に比べて動きがユラユラしておらずシンプルであること、そして恐竜とは違い実物のワニからモーションを拾うことが出来る為、リアリティのあるモンスターが創りやすいからなんですよね。
逆を言えば、揺れる水にサメのCGを馴染ませる事や、鳥と爬虫類の動きを組み合わせて架空のモーションを生み出すCGの恐竜には、それだけ高い技術を要するという事になるわけです。
初代「ジュラシックパーク」は本当に凄いッ!
しかし、素晴らしいのは主賓(招かれざるですが…)のワニだけではありません。
まず監督が極悪スラッシャー映画「ウルフクリーク」シリーズで有名なグレッグ・マクリーン。
この人の創り出す緊張感は目を見張るモノがある。
更に本作、B級のモンスターパニック映画とは思えない程にキャストが豪華なのが特徴なんですよね。
そして「ウルフクリーク」シリーズで人を家畜の如く解体する狂気の男ミック・テイラーを15年以上演じ続けるジョン・ジャラットも出演。
監督とよほど仲が良いのでしょうね。
こんな感じでとにかく豪華な顔ぶれでしょ?
ホラー詳しくない方には全く分からんかもですが、凄いメンツなんですホントに…
〜まとめ〜
どうです!感想とか言いながら描写と俳優陣の説明をしただけという荒業の発動です!笑
というのも、内容は観光客が巨大ワニに襲われるってだけですし、そんな化け物と戦おうってんですから、ある程度のご都合主義はご愛嬌。
パニック映画ってヤツは、深く考えずに楽しめるのが最大のメリットなんですから。
ただ、そんな楽しむだけの作品を、ホラー大好きな私が唸るほどの監督とキャストで作った作品なんですよって話だったら、なんだか本作が楽しそうに思えてこないかなぁ…なんて。
超絶グロ映画の監督が撮った作品にも関わらず、グロ描写が少ないのが特徴です。
しかし、ソレを補って余りある緊張感と恐怖。
※アンレイテッドですのでハッキリとは言えませんが、私はPG12相当ではないかと思います。
ご家族や友人と楽しむのには最適ですよ!
ではでは、今回はここまで。