謎映画「生き人形マリア」は、そのあまりの生き人形感に度肝を抜かれる、フィリピン原産の殺戮ドールスプラッター映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中の、とんでも謎映画「生き人形マリア」のご紹介。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
2019年7月27日公開(フィリピン)
上映時間:104分
監督:ウェン・V・デマラス
出演:イザ・カルザド
ジョディ・サンタマリア
サンジョー・マルード
上映時間:104分
監督:ウェン・V・デマラス
出演:イザ・カルザド
ジョディ・サンタマリア
サンジョー・マルード
〜あらすじ〜
送迎バスの事故により、愛娘を失った3つの家族。そこに精神科医を名乗る男が現れ、悲しみを無くす為の治療を研究していると語る。
彼はそれぞれの家族に娘たちと同じ名前のついた等身大の人形を取り出し、この人形と共に暮らす事で悲しみは消えると言うが、どの親も自分たちを馬鹿にしていると激昂。しかし、半ば強制的に置いていかれたその人形と過ごすうち、その人形に娘の面影を感じ愛情を抱くようになっていく。
その頃、身の回りでは知人たちの奇怪な死が相次ぐようになり…。
〜感想〜
とんでもねぇ映画でした。笑
ストーリーは至極真面目で、バス事故の起こるシリアスなシーンに始まり、悲しみに暮れる親たちの姿までは、まるでヒューマンドラマを観ているかのようです。
しかし、生き人形が登場すると事態は一変!
一気にコメディ感が加速してストーリーが一切入ってこなくなるという事件が勃発!笑
とにかく人形が可愛くないんですよ…こんなんに愛着湧くはずないだろうってクオリティ。
何といっても下まつ毛がね…気になってストーリーどころじゃないんですコッチは。何でこんなデザインにしたんやって考えてる間に何人か犠牲者出てましたからね。笑
いや、もうデラックスの人やん…
フィリピンのホラー映画は、妖怪や地域の伝承を題材にした作品が多い印象なので、本作のように「チャイルド・プレイ」や「パペット・マスター」のような、ドールホラーは珍しいです。
そんな本作の監督ウェン・V・デマラスは、映画、ドラマ問わず、取り扱うジャンルはコメディからホラーまで幅広く、フィリピン最高のヒットメーカーだったが2016年に49歳の若さで亡くなりました。
「生き人形マリア」は日本公開が2019年だったのでそう表記しましたが、実際には2014年に製作された作品で、映画としては監督の遺作にあたる作品ではないかと思います。
その分、いらぬ尾ヒレが付き曰くつきの映画とも言われていますが…絶対関係ないだろ!こんなふざけた作品に呪いなんぞあるかッ!ってくらい、観れば分かるバカバカしさ。笑
人形の顔がCGで動くシーンはまだ許せるんですが、人を襲う時の人形感の無さが凄まじい。
どう見てもヒト。いや、元気な子役。笑
パタパタ走り回る姿に可愛さすら感じる。
でも、ダメですねー。
B級映画マニアの私には、こういう描写がむしろ美味しく思えてしまう。コレだよコレ!待ってました!って感じで楽しんじゃいました。笑
コメディ作品を得意とする監督でしたから、狙ってやってる気もするんですが、私にはド真ん中すぎて笑いが止まりませんでしたからね。
まんまと釣られちゃった気がします。
いや〜、惜しい人を亡くしてしまった…。
〜まとめ〜
フィリピン映画界最高のヒットメーカーが贈る、とんでも血みどろドールホラー。
生き人形自体は活き子役でツッコミ所満載ですが、ストーリーはちゃんとしているし、グロ描写控えめでホラー苦手な方も楽しめそうな作品。
エンディングに少し工夫がなされてますので、エンドロールまでお見逃しなく!
久々のプライム対象復活で、レンタルでは見つけにくい作品なので、この機会を逃して欲しくないと思い記事にしました。
Amazon prime videoに加入してるホラー好きの皆々様、是非ご覧になって苦情コメント待ってます。笑
ではでは、今回はここまで。
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