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Netflix、アマプラのホラー映画・SF映画のあらすじ、感想をネタバレ無しで全力執筆中!

Netflix独占配信「デンジャラス・ライ」は、誰を信じて良いのか分からない、危険な嘘が織りなす正統派サスペンス映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はNetflix独占配信「デンジャラス・ライ」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2020年4月30日公開アメリカ)
上映時間:96分
監督:マイケル・スコット
出演:カミラ・メンデス
        キャム・ギガンデッド
        ジェシー・T・アッシャー
 
〜あらすじ〜
ウエイトレスとして働く主人公ケイティは、大学に通うアダム2人暮らし。ある夜、ケイティの働く店で起きた強盗事件をきっかけに、ケイティ店を辞めは大学を中退。お互い就職活動を始めケイティが就いた新しい仕事老人の介護
 
優しい老人心癒されるケイティだが生活は困窮。月々の支払いに頭を悩まされる日々の中、介護していた老人急死遺言書を見ると、遺産の相続先はなんとケイティだった。思い掛けず大金を手にした夫婦大喜びするが、その遺産老人の急死には恐ろしい陰謀が隠されていた。
 
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〜感想〜
惜しいの一言です。
真面目主人公大金目が眩み我を忘れる、そして莫大な遺産に群がる人々ストーリーの大筋も登場人物の設定も、正統派サスペンスそのもので非常に分かりやすい
 
ですが…あまりにもストレート過ぎて面白味欠けるというのが本作の弱点でしょうね。
数年置きに「シャッター・アイランド」「TENET〜テネット〜」のような難解映画ヒットし、鑑賞する側の目が肥えてしまった現代では、主演の夫婦が誰かもよく分からないストレート過ぎるサスペンスは、少々貧弱に感じてしまいます。
 
脇役オーシャンズシリーズやアメリカン・ヒストリー」で知られる名優エリオット・グールドや、ハリウッドドラゴンボール〜Evolution〜」チチ役ジェイミー・チャン出演していたりと、知らない顔だらけ…というワケでもないんですけども。
 
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しかし、そんな本作にもモチロン良い部分はあるワケで、無けりゃあ紹介なんてしないのです。
 
前述した「鑑賞する側の目が肥えている」というのは、あくまでサスペンス映画が好きで沢山観ている方の目が肥えているという話で、いつの時代にもどの分野にも初心者は存在するんですよね。
 
そんな方に1発目「シャッター・アイランド」を観せたら、よほど勘が鋭いか、生まれつき脚本家としての資質でも無い限り、その方はサスペンスというジャンル敷居の高いモノと感じるでしょう。
 
でも本作なら、サスペンス映画初心者が観ても分かりやすいですし、入り口としては丁度良い作品ではないかと思います。
 
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それならもっと名作あるでしょ?
なんて言葉はナンセンス
 
アナタの頭に浮かぶその作品アルフレッド・ヒッチコック等の描く往年の名作であれば、それらは配信サービスでは配信される事はで、更に映像が古いため映画初心者には入りづらい。
 
近年名作!と言っても、売れてる作品見放題になっている事って少ないじゃあないですか。
それに、そういう作品には有名な俳優が多数出演していたりして、映画初心者は俳優の顔を追い掛けるのに必死ストーリー没入しにくい。
 
なので、こういう当たり障りの無い、けれども真面目に作られた映画というのは、いつの時代にも、どんなジャンルにも必要ではないかと私は思うんですよね。
 
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〜まとめ〜
ストーリー捻りが無く、説明不足感は否めませんので、名作と呼ぶには程遠い作品。
 
しかし、96分というサスペンス映画では短めの尺に、登場人物同士の腹の探り合いや、策の読み合いもあったりして何気に楽しめました
 
主人公がどこまでも真面目表裏の無い人物だった事も、感情移入しやすく好印象でした。
最後まですんなり応援できましたからね。
こういうシンプルな映画も、疲れなくて良いなぁと思いました。
 
ではでは、今回はここまで。
 

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