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Netflix、アマプラのホラー映画・SF映画のあらすじ、感想をネタバレ無しで全力執筆中!

Netflix独占配信「ブレスラウの凶禍」は、どこか懐かしさを感じる、ゴア描写満載のクライムスリラー映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はNetflix独占配信「ブレスラウの凶禍」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2018年公開ポーランド
上映時間:93分
監督:パトリック・ベガ
出演:マウゴジャータ・ゴズホフスカ
   ダリア・ビタフスカ
   カタジナ・ブヤキビッチ
〜あらすじ〜
縫い付けられた牛皮の中から発見された死体。そして、その体には「堕落者」焼き印が…。
その事件を皮切りに、罪名を体に焼き印された変死体が次々と発見される。
 
18世紀「疫病週間」に行われた処刑法になぞらえて殺害を繰り返す犯人の目的は何なのか?
ヴロツワフ(旧ブレスラウ)の警察たちは事件の真相に辿り着く事はできるのだろうか…?
 
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〜感想〜
残酷殺害現場の描写、二重三重に絡み合う
サスペンス映画の中でも羊たちの沈黙「セブン」が大好きな自分にとっては、隅から隅までたまらない作品でしたね。
 
本作で最も重要なのは警察犯人心理戦のはず。
ですが、視覚的な効果破壊力抜群で、コチラに展開を読ませるを与えてくれません。
真実への糸口を掴もうとした途端にフッと目の前から消え、少し先に立ってコチラを見て笑っている。そんな作品。
 
確かに上記に似たような作風名作が存在する為、二番煎じだと言われてしまうかも知れません。
しかし、二番煎じだろうが三番煎じだろうが、真似ただけでは面白くないのがサスペンス
 
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評価を得る為には観客へのサプライズが必要なんです。見飽きた演出脚本では満足してもらえない難しいジャンルなんですよね。
演出脚本か、どちらかだけでも良いので観客に驚きを与えないといけない。
そういう意味では本作はどちらも及第点だから素晴らしい。
 
特に18世紀の処刑法になぞらえた殺害シーンや、被害者の造形は目を見張るモノがあります。
人体破壊シーンはアップで一部を映すだけでなく、全体像を見せてくるので正直驚きでしたね。
アメリカ映画何するものぞ、我々はここまで見せて、ここまで作り込むぞ!といった気概さえ感じさせてくれます。
 
だからといって視覚的な効果に頼らず、脚本もしっかりと作り込まれているのには感心してしまう。
クライマックスと思いきや、そこから二段階くらい飛び跳ねてくるので油断できませんよ。笑
 
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〜まとめ〜
他の記事でも何度も言ってる気がしますが、最近のNetflixオリジナルって凄いですね。
ジャンルも問わず、面白い作品をバンバン世に送り出していってます。
 
ただ、そんな作品の中には明らかに売れ線を狙っているモノ多々あるのも確か。
こういうのが好きなんでしょ?コレやっとけば人気出るんでしょ?みたいな。
 
その中にあって往年サスペンススリラー映画を好む人間だけにピントを合わせ、描写脚本もどこまでも硬派容赦ない本作は私の中でとても好感が持てました。
観ていて心地良かったです。
 
難点があるとしたら…主人公の髪型奇抜すぎて、たまにストーリーが入ってこないって事くらいですかね…笑
 
ではでは、今回はここまで。
 
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