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謎映画「グリード〜FROM THE DEEP」は、小型モンスターが大群で押し寄せる、集合体恐怖症絶望必至の海洋パニック映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はAmazon prime videoで配信中の謎映画「グリード〜FROM THE DEEP〜」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2014年10月10日公開中華人民共和国
上映時間:82分
監督:イエン・ジア
出演:張梓琳
        エリック・ワン
        ディン・チュンチェン
 
〜あらすじ〜
海上に停泊するタンカー秘密裏に行われる実験。それは人類新たな食糧となる生物を生み出す為の実験だったが、実験も成功間際と思われたその時、危険を知らせるアラームが!ケースを破り飛び出した生物たちは、研究者襲うと次々に研究室から脱走を始める。人類の食糧となるはずのその生物は、想像より遥かに凶暴進化を遂げ、人類を食糧とするべく船上で行われるパーティ会場を目指していく。
 
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〜感想〜
邦題悪いッ!全ては邦題悪いッ!笑
本作、現代「3D 食人虫」なんですよね。そのまま国内で公開すれば、こんな低評価を受ける必要は無かったと思います。
 
少〜しだけSFホラー超人気作「ザ・グリードクリーチャー造型が似てるからって、こんな邦題にするモンだからホラーファン怒りを買ってしまい酷い評価になってしまった可哀想な作品。
 
オリジナルレンタルショップから姿を消しDVDの価格が4倍〜5倍まで跳ね上がっているプレミアムな作品ですから、そんな作品の名前を借りるなんてチャレンジャーにも程がある。笑
邦題損してる作品は山ほどありますが、本作もそんな被害に遭った悲劇の1本ですよ、ほんと。
 
私なら「人喰蟲〜HITOKUIMUSHI〜」タイトルにして、(史上最多モンスター海上パーティ襲う豪華客船をも覆い尽くす衝撃アナタは耐えられるか⁉︎)みたいなキャッチコピーで売り込むかなぁ。邦題詐欺もあるけど、邦題被害製作側にも迷惑かけてると気付いて欲しい…。
 

 

というワケで、全然感想書いてないので書いていこうと思うのですが…作品自体もそんなにメチャクチャ出来が良い作品でもないんですよね。笑

基本的には小指の先ほどの白いダンゴムシみたいなクリーチャーワラワラ出てきて※「黒い絨毯」よろしく人を喰い散らかすといった感じで、大型モンスターの登場は本当にクライマックスのみ。とにかく出てこない。なので少し退屈

※1954年公開の人喰いアリが大暴れするパニック映画

できれば序盤15分以内ファーストインパクがあると、割と緊張感持続するんですけどね。

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あとはモンスター造型は悪くないし、後半の盛り上がりも悪くないんですが、中国映画韓国映画致命的な弱点である「CG頼りすぎ問題」です。コレがなかなかに深刻

やはり良いモンスターパニックを撮る為に最も大切なのは※VFXと※特殊造型バランスだと思います。

VFX(ビジュアルエフェクツ)…CGや合成処理によって実写映像を加工する。視覚効果。

特殊造型(アニマトロニクス…動物を模したロボットを使って撮影する技術。ロボットを人工皮膚で覆い、機械制御によって動かす。

VFXは簡単に未知の生物を造り出し、ありえない動きを繰り出すことが出来ますが、その反面どう観てもCGの為パニック映画に大切な臨場感欠けてしまうんですよね。

中国映画韓国映画モンスターパニックは、そのほとんどがCGで造られたモンスターのみの登場で、特殊造型モノを見かける事は本当に

登場人物に喰らい付こうとする顔面のアップだけでも特殊造型で、その口から垂れる粘液が実在のモノであるならば、それだけでも観ている側の緊張感グッと上がるモノ。高い技術を有する国ですが、この点だけは勿体無いと毎回思います。

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〜まとめ〜

今回はタイトル映像についての文句だらけになってしまいましたが、本当にその2点だけしっかりしてれば良い映画だったのではないかな?というのが率直な感想です。

モンスターデザイン、そしてアニマトロニクスミニチュアストップモーションアニメーション

撮影に定評のある日本特撮界レジェンド「雨宮慶太氏を製作に迎えてガチモンスターパニックを1本でも撮れば、中国韓国パニック映画界はより一層素晴らしいモノになりそう。そんな未来の映画界夢見る今日この頃であります。

 

ではでは、今回はここまで。

 

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