「ヴィクター・クロウリー/史上最凶の怪人」は、80年代の勢いを感じさせる、ブラックジョーク満載の切株映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中の「ヴィクター・クロウリー/史上最凶の怪人」のご紹介。
(2021年8月現在プライム対象)
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
〜あらすじ〜
ルイジアナ州ハニー・アイランド沼。10年前、この湿地帯で49名が斬殺されるという事件が発生。その事件唯一の生き残りであるアンドルー・ヤンは、その体験を記した著書で財を成し、テレビ出演にサイン会と大忙し。そんな彼だが更なる大金に目が眩み、10年ぶりにアノ場所へ帰ることとなる。殺人鬼ヴィクター・クロウリーの棲まう魔の湿地帯へ…。
〜感想〜
いや〜、久々に気持ち良いほどに80年代の香りを感じさせてくれる※切株映画でした。笑
CGに頼らず、あくまで特殊効果で魅せる手法にこだわっている為、明らかに作り物と分かる切断された指、腕、そして頭…。
2017年の作品なのに新しい感じが全くしない!笑
※人体破壊や切断シーンが含まれる映画、スプラッター映画
我らのケイン・ホッダー御大で御座います。
還暦など遥か昔に過ぎ去っているはずですが、全身から溢れ出すパワーが最早人間のソレじゃない。
怪物が本体で、普段の優しい森のクマさんが演技なんじゃないかと疑ってしまうレベルです。笑
私もいつか首絞められて記念撮影したい…。
本作、2006年に公開された「HATCHET/ハチェット」のシリーズ4作目にあたる作品ですが、3作目では監督を交代したアダム・グリーンが再度メガホンを取っており、1作目のパワーと雰囲気を色濃く纏った続編となっています。
ただ怖いだけじゃなく、ただ笑えるだけでもない。
驚かされたと思えば笑いを盛り込まれ、コチラが緩んだ瞬間に飛び込んでくる残酷描写。
この来るか来ないかの駆け引きが、映画と観客の間で生まれるのは良いホラー映画の証。
しかも、恐怖・笑い・不要不急のセクシーという「ホラー3大要素」の配合バランスが、そのタイトルの基準となる1作目に限りなく近いというのは作品のファンにとっては非常に嬉しいことですよね。
〜まとめ〜
私がアダム・グリーンとケイン・ホッダーの大ファンである為、やや贔屓目に見た感想と紹介になってしまった事は自覚しておりますが、それでも昔のスプラッター映画が好きな方なら楽しめる作品だろうなと思います。
2006年公開の「HATCHET/ハチェット」から続くシリーズ4作目となる本作ですが、本作だけ観ても特に鑑賞に困る点は無いでしょう。
男女数人が怪物に襲われて無残な最期を遂げる。
ただ、それだけの映画ですからね。笑
しかし本作唯一の欠点、ヴィクター・クロウリーという殺人鬼が生まれた背景についての説明はメチャクチャ薄い為、気になる方は1作目だけ観る事で全て理解できます。
ヴィクター・クロウリー…哀しいストーリーの持ち主で、その背景を知れば彼に愛着が湧いて応援したくなるかも知れません。笑
ではでは、今回はここまで。
ランキング参加中!ポチッとお願いします♪