Netflix独占配信「ゴースト・ラボ〜禁断の実験〜」は、心霊現象を科学で肯定する、全く新しい心霊映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回は2021年の5月からNetflixで独占配信されている「ゴースト・ラボ〜禁断の実験〜」のご紹介。
予告編はコチラ↓
〜感想〜
予想していたより、ずっと良かった。というのが率直な感想でしょうか。怖くはないけども。
映像の1つ1つが丁寧な作りで、CGも違和感がなく、近年の映画だなぁという感じがしましたね。
特筆すべきは作中で起きるポルターガイスト現象を撮影するというシーンに代表する、幽霊が映っていない心霊現象のシーンでしょうか。心霊現象に自然もクソも無いとは思いますが、動きが自然なんですよ。スーッと動く。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」みたいな心霊現象集めました系の作品で観られるような、ほんとに起きてるぞ!みたいな動き方とでも言いますか。特殊効果とCGのバランスが秀逸なのか、昨今の映像技術の進歩を感じるシーンです。
そして、こういう映像は今だと割と簡単に作れるんだなという、不思議な虚しさもありました。笑
本作はホラー映画というよりホラー的な要素を含んだドラマという感じなので、その点でストーリーはよく考えてあるなと思います。
幽霊の存在を科学で否定することは、もう長年当たり前のように行われてきて「霊能者vs科学者」の構図は、昔はTVでよく見かける光景でした。
しかし、本作では主人公の2人が科学で幽霊を肯定し、世界中の人に見せて証明することはできないか?と考えるワケです。これは斬新で興味深い。
そして中盤、物語は意外な方向へと進みます。
恐らく大半の方が驚くことでしょう。私もそうなるとは全く予想できませんでしたし、こうであって欲しくは無かったかな…と。笑
本記事はネタバレを含みませんので、これ以上は内容に触れませんが、個人的にこの中盤の分岐点からホラーよりドラマに展開していったような気がしています。
ハリウッドなら、ここから鬼のB級ホラーへ展開しそうなんですが、お国柄ですかね…意外な展開で最終的に何だか感動しちゃったよ!笑
〜まとめ〜
タイのホラー映画は私は本作以前に「the EYE」、「呪いのキス〜哀しき少女の恋〜」、「愛しのゴースト」、「ゴースト・フライト407便」の4作品しか観たことがありません。
なので情報が少なく断定はできませんが、タイのホラー映画は少し感動的な作品が多い気がします。
なので、グロさや怖さを求める方には少し物足りなさがあるでしょう。
しかし、ホラーに耐性が無い方、これからホラーを観てみたいという方には、しっかり応えてくれる作品だと思います。映像綺麗で観やすいですし。
ただ、監督やキャストの名前は1人も覚える事ができないかも知れませんが…。
ではでは、今回はここまで。
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