どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信されている謎映画「ドリーム・セックスバトル」のご紹介。
(2021年8月現在プライム対象)
※本作品はR18指定作品となっております。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
〜あらすじ〜
完璧なプロポーションを持つ人気モデルのジェニファーと、食べる事が生き甲斐なぽっちゃり引きこもりのジルはルームメイト。しかし、毎夜男を連れ込み情事に耽り、ジルを罵倒し続けるジェニファーの態度に耐えられずジルは逆上。ルームメイトを拘束し監禁したジルは恐ろしい復讐劇を開始する。
〜感想〜
フードロス削減が叫ばれる時代に食べ物粗末にしてんじゃあないよッ!が私の第一声です。笑
「食べるか食べないか」が本作の1つのテーマではあると思うのですが、作中に出てくる食べ物(何故かお菓子ばかり)は無惨に食い散らかされ、無駄にグチャグチャにされてしまう。
そこだけは、映画がどうこうストーリーがどうこう言う以前に私には受け入れ難いモノがありましたね。演出とはいえ食べ物は粗末にしたらダメよ。
で、肝心の内容はというと…非常に分かりにくい。
どこまでが現実で、どこからが妄想なのかの判断が非常に難しいカット割になっていますね。
しかし、それが本作に潜む狂気の演出の1つでもありそうなので、そこは流れに身を任せて解らないまま観るというのが正解なのかなと。
この手の作品をサスペンス映画として観るとストーリーを追ってしまいがちですが、目の前で起きている事象を受け取るだけの映像を楽しむモノだ。という方向に頭をシフトすると世界観に浸れるというか、随分と観やすくなりました。(その為に2回も観てしまいましたが…。)
(そりゃ遠い目にもなりますよ)
序盤から中盤の40分ほどは、ただ食い散らかすシーンと痩せ女がぽっちゃりさんを罵倒するシーンの繰り返しの為、そこで鑑賞を止める方も多そうな気がしますが、何とかこの作品の本題であるルームメイトを拘束しての監禁まで辿り着いて欲しいところ。
そこからの女優さんたちの演技もなかなか鬼気迫るモノがあり、観ていて女優さんの表情や仕草にゾクッとするシーンもありました。
また、監禁されている方だけではなく、監禁する方も徐々に狂ってくる展開は、この後にもっと酷い事が待ち受けているのか?とハラハラさせてくれますし、中盤からラストまでは本当に緊張感が途切れない、恐ろしい映画へと変貌していきますからね。
〜まとめ〜
本作はとにかくストーリーが支離滅裂で、決して衛生的ではなく、エロティシズムな要素も含まれる為、観る人を選ぶのは間違いありません。
しかし、ストーリーなんてどうでも良い!自分はただ狂った映画が観たいんじゃ!という方にはピタッとハマる作品かも知れません。
ただ、タイトルに釣られて本作を鑑賞しようと思う方は大間違いなのでお気をつけを。
そんなシーンは全体の20分の1くらいしか無いですし、本作の原題は「Excess flesh」=過剰な肉。
自身のコンプレックスを受け入れられない女性が巻き起こす狂気のサスペンスです。
えちちなヤツを観る目的なら、しっかりソッチ系の作品を観ることをオススメします。
ではでは、今回はここまで。
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