「デイライツ・エンド」は、疾走感を重視した、装備や銃撃戦がミリタリー好きにはたまらないアクションホラー映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中のアクションホラー「デイライツ・エンド」のご紹介。
予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
〜あらすじ〜
謎の感染症で凶暴化したヒトが蔓延する世界。
一匹狼で物資を求め旅をしていた主人公のトムだが、道中での人助けをキッカケに生き残った人々のグループに参加。
ひっそりと暮らしていた隠れ家に感染者が侵入してしまい隠れ家の移動を決意するが、次々と襲いかかる感染者の群れを退け、安住の地への道を開くことはできるのか⁉︎
〜感想〜
シンプルに楽しかったです!
感染者はゾンビと吸血鬼の間のような存在で、「噛まれる」もしくは「感染者の血が体内に入る」と感染してしまい、日光に当たると焼けてしまいます。
更に、脳を破壊しなければ倒せないワケでもなく、心肺機能を停止させれば良いという設定は新しい。
吸血鬼だから生命力が異常に高い。
というような定番の設定からは少し遠いところにあり、1体1体の生命力は非感染者と同等。
しかも日光に当たれば焼けてしまうという致命的な弱点まである。
しかし、その分日が沈むとスピーディーでパワフルに活動し群れで攻めてくる。
出来る事をハッキリさせた事で、そこを徹底的に攻めるしかない。それが逆にスリリングな展開を生んでいるのだから面白いですよね。
人間側も負けてはいません。
ミリタリー好きがガッツリ食い付きそうな装備で、ムッキムキの男たちが銃を乱れ撃ち!
弱いヤツは弱くて、強いヤツが強い。
そんな当たり前が何とも心地良い。
映画の世界にありがちな、弱そうな男が実は秘めたるチカラを持っていて…とか、ミニスカの女子高生が「キル・ビル」よろしくバッキバキの格闘シーンを決めちゃうなんて事は、この世界には有り得ません。
弱肉強食のリアルは、シリアスなアクション映画には必要不可欠な要素です。
※私は弱そうなヤツが実は強いパターンも、それはそれで大好きなのですが。
主人公も見るからに強そうな無口な漢で、この世界にピッタリとマッチしてる。
装備もモチロンなんですが、それを着こなすのもタフガイでなけりゃハードボイルドな世界は出来上がりませんよね。笑
そして、生き残った人間側のリーダー。
これがまた素晴らしい人。「エイリアン2」でアンドロイドのビショップを演じたランス・ヘンリクセン!
無駄にB級ホラーに出演しまくってくれているんですが、御年81歳の大(でぇ)ベテラン!
この人が出てるだけで面白い作品な気がしてくるんだから凄い役者さんです。
余談ですが、このランス・ヘンリクセン。
実は「ターミネーター」シリーズのT-800は、当初アーノルド・シュワルツェネッガーではなく、彼が担当する予定だったんですよ。
作中ではターミネーターに殺られる警部補役で出演していますが、ランスさんの演じるT-800…そのバージョンも観てみたかった!
〜まとめ〜
最初から最後まで疾走感のある展開が心地良く、ストレス無く観ることができます。
中弛みしないというのはアクション映画を観てスカッとしたい方には大切ですよね。
更に格闘シーンでは、感染者側に※MMAファイターを起用しており、迫力ある肉弾戦を楽しむことができるのも本作の優秀なポイント。
ホラー映画として名作とは言えませんが、その分幅広い層の方が観れるアクション映画に仕上がっているので、ホラー映画は少し苦手だけどゾンビ映画や吸血鬼の出てくる映画に挑戦してみたい!って方にはもってこいの作品だと思います。
ではでは、今回はここまで。
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