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Netflix、アマプラのホラー映画・SF映画のあらすじ、感想をネタバレ無しで全力執筆中!

Netflix独占配信「アフターマス〜余波〜」は、緩急はジャパニーズホラー的だが、ジェットコースター並の落差も併せ持つ不思議映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はNetflix独占配信アフターマス〜余波〜」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2021年8月4日公開アメリカ)
上映時間:114分
監督:ピーター・ウィンテル
出演:アシュリー・グリーン
        ショーン・アシュモア
        ブリット・バロン
 
〜あらすじ〜
特殊清掃員をしながら大学に通うファッションデザイナーとして成功したいすれ違いの暮らしが続く2人の関係には静かに溝が広がっていた。
 
そんな暮らしの中、浮気が発覚。夫婦としての関係は繋ぎ止めた2人だが、環境を変えるために住居を移すことを決意。
 
しかし、その家は清掃した事故物件不安を抱きながらも転居した夫婦であったが、その家には更なる深い闇が潜んでいた。
 
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〜感想〜
非常にJホラー的と言いますか、視覚聴覚より精神刺激を与えてくる恐怖演出の多い作品でした。
無人のはずの場所に向かって吠える、無くなったはずのモノが同じ場所に出てくる、就寝中に感じる住人以外の気配…。
 
ホラー映画定番中の定番とも言える描写の数々ですが、それってやっぱり怖いし、少しタイミング外されるだけでゾクッとするモノがあるので、慣れの問題ではなく本能的恐怖してるんだなと再認識
 
映画に限らず、読書オバケ屋敷恐怖体験をしたくなる「怖いモノ見たさ」衝動は、安全な世界に暮らすヒト危険察知能力危機管理能力を失わない為のモノだと言われていますが、そのヒト本能的に欲してる部分を巧く突いてきてる印象なんですよね。
 
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そんな直球勝負ホラー映画を彩るキャストが素晴らしいじゃあないですか。
 
「ゾンビガール」執拗に主人公に迫るゾンビガールを演じたアシュリー・グリーン。切長の目に大きな口、細い手足に不釣り合いなボディを持つ彼女の演技は、目線ひとつや口の端の動き、軽い動作でも緊張感恐怖感ビシッ演出してます。
 
そんな彼女のを演じるのは、絶対零度のシチュエーションスリラー「フローズン」で気の良い三枚目を演じたショーン・アシュモア男前ですが、どこか自信無さげに感じる彼の表情は、観ている側に感情移入を促し映画の世界観への没入をよりスムーズにしてくれている。
 
その他にもリメイク版マーターズで見たアノ人なんかも出ていて、ホラー映画の脇を固める実力ある俳優を集めたホラー映画みたいで、知ってる顔を探すのも個人的には楽しかったです。笑
 
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しかし、本作は直球勝負だけでは終わらず、最後に落差抜群フォークボールを投げてきます。
純粋さを売りにしている私は見事空振り、製作側のハマってしまいました。笑
 
それがどんな速度で、どう落ちる球なのかは自身の目でご確認を。予想以上に速いので思いっきり振り遅れてポカーン…に、ご注意くださいね。笑
 
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〜まとめ〜
曰く付きの家に転居した夫婦を襲う怪奇現象
近づけば近づく程に深くなる、その家に潜む闇
 
下手すると100年くらい前からある設定なんじゃないか?とも思いますが、そこに監視カメラスマホアプリという現代的なエッセンスを加え、古き良きを感じる新しい作品に仕上がっています。
 
しっかりと伏線回収されている点や、不気味な余韻を残すエンディングもTHEホラー映画って感じで個人的にはグッド
 
ちゃんとしすぎてパンチが足りないと感じる方もいるかも知れませんが、たまには減塩味噌汁にした方が身体に良いのと同じで、たまには減恐映画で自分の理性を近くに引き戻す事も、楽しめる作品の幅が広がるので悪くありませんよ。
 
ではでは、今回はここまで。
 

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