「REDCON-1 レッドコン1戦闘最大警戒レベル」は、軍人たちのドラマにゾンビのエッセンスを加えた、硬派なホラーアクション映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回はAmazon prime videoで配信中の「REDCON-1 レッドコン1戦闘最大警戒レベル」のご紹介。
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予告編はコチラ↓
◆作品概要◆
2018年9月28日公開(イギリス)
上映時間:117分
監督・脚本:チー・ケオン・チャン
出演:オリス・エルシュエロ
ジョシュア・ディキンソン
マーティン・フォード
カルロス・ガラルドー
上映時間:117分
監督・脚本:チー・ケオン・チャン
出演:オリス・エルシュエロ
ジョシュア・ディキンソン
マーティン・フォード
カルロス・ガラルドー
〜あらすじ〜
知性を有し統率された行動を取る進化型ゾンビに支配された世界。そんな中、アメリカとイギリスの様々な部隊から精鋭8名が選抜された。彼らの任務は、進化型ゾンビの巣窟と化した閉鎖区域に潜入し、人類存続の鍵を握る科学者を救出すること。しかし、閉鎖区域に潜入した彼らが目にしたものは、想像を絶する地獄。彼らは無事に要人を救出し、人類存続に希望を繋ぐことが出来るのか…⁉︎
〜感想〜
本作、世間の評価がめちゃくちゃ低いのですが、それが信じられないくらい私は好きなんですよね。
もともと軍事オタクで世界各国の軍服や正式採用銃の詳細を見たら調べたりするのが好きで、モデルガンも20丁くらい集めてたりする私(久々に実家帰った時に確認したら何か数減ってた)なので、内容以外の所に惹かれている感も否めませんが…。笑
それを抜きにしてもSFアクション+ドラマ+ゾンビという要素詰め込みまくりの割には、綺麗にまとまった作品だなと思います。
特にアクションシーンは予告編を観て頂いても分かる通り、なかなかスピーディでアグレッシブ!ホラー映画にしとくの勿体無いなってくらいです。
またゾンビの特殊メイクも最近の映画らしくハイクオリティで私の好きなタイプのビジュアル。
レトロなゾンビ映画が好きな方には敬遠されそうですが、この見る角度によってはゾンビが人間か区別がつかないくらいのビジュアルって、それを活かした演出もあったりして楽しいんですよ。
人為的に生み出されたゾンビなので、知性があって統率がとれている群れであっても「そういうモノ」として認識できますし、設定上無理がなく納得した上で鑑賞できるのは大きなポイント。
コレが墓場から蘇った脳の髄までトロけてそうなグズグズのゾンビなのに、軍隊並に統制がとれてます!ってなると、シリアス路線に大きなヒビが入ってしまいますからね。笑
無論、私はコメディ寄りのゾンビ映画も大好きですし、ストーリーにヒビが入ろうが真っ二つに割れていようが、楽しければ良いと思っています。
しかし、ハンパなのは良くない。しっかりと、どちらかに比重を置いて欲しいという気持ちは強くて、その点本作はドッシリとシリアス路線に腰を据えていますから、安心感があります。
隊長とその他のキャラクター、特に物語の鍵となる女の子との心模様はたまりませんね。
ホラー映画ではなく、ゾンビ映画だからこそ生まれる群像劇っていうのは確実にあって、本作はそれを硬派に表現してるから格好良い。
〜まとめ〜
ここまでベタ褒めできましたが、映画としては「何をやりたいか、何を観せたいのかハッキリしろ」と言われても仕方ないな。というのは少し離れた時の正直な意見です。
しかし、こういう「お節料理」みたいな要素てんこ盛り映画も、たまには良いじゃあないですか。
それで本作を観た後に「オーヴァーロード」でも観て「うおッ!同じ路線なのに全然違うッ!」とかも楽しいと思います。
やはり映画を本気で楽しむなら、ヒット作や名作だけでなく、たまに寄り道が大事なんですよね。
良いモノを観てきたからこそ悪さに気付く。悪いモノを観てきたからこそ良さに気付く。それを繰り返した先にあるのは、悪さの中の良さに気付く。
そうなると何を観ても良さを見つけて楽しめてしまうようになる。
そこまでいったら映画って最高の娯楽。
ではでは、今回はここまで。
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