Netflix映画「キングダム〜アシンの物語〜」は、ドラマ本編を観てない人も楽しめる、超絶映像美のスピンオフ作品だった!あらすじ、ネタバレ無し感想
どうも、ぱにっく堂です。
今回は2019年よりNetflixで配信されている韓国ドラマ「キングダム」のスピンオフ作品で、2021年に配信開始となったNetflix映画「キングダム〜アシンの物語〜」のご紹介です。
予告編はコチラ↓
〜感想〜
とにかく映像が綺麗ですね!
Netflixドラマ「キングダム」が大好きでシーズン1からシーズン2までの配信待ちにムカついた事がある程の私は、ドラマのクオリティが頭に焼き付いていた為、映画の画質の高さを余計に敏感に感じ取ったのかも知れませんが、オープニングから声が出てしまいました。
CGによる映像もハリウッドと見紛うほどに洗練されていて、本当に近年の韓国の映像技術の進歩は素晴らしいとしか言いようがありません。
2006年公開「グエムル〜漢江の怪物〜」までは怪物映画やパニック映画の概念が存在しなかったにも関わらず、10年足らずで世界のトップと遜色無い映像を造り出すワケですからね。
ただ、ホラー映画マニアとして言わせて頂くならば、アニマトロニクスが弱いという点は韓国映画の弱点だなと思います。
本作にはゾンビ化した虎が出てきますが、その虎が人を襲う描写の一部にでもリアルな模型のモノを使っていたとしたら、実際にカメラの前にソレがある事で更に高い緊張感を演出できたのでは?と。
しかしながら、それを補って余りある舞台背景の造り込みと俳優陣の好演!
脇役の方たちも全く手抜き無しで衣装からメイク、演技指導が行き届いているという印象。
コレは韓ドラの時代劇を観てても思うんですが、村人たちの外見の汚れ方がハンパなくて、顔の黒いのは分かるけど、歯の黄ばみの再現度の高さというか、アレはどうやってるのかが本当に知りたいし、本気で汚い。笑
そして主役のアシンを演じるチョン・ジヒョンさんの綺麗なこと!
ナチュラルなアジアンビューティーで、佇まいそのモノも美しいですが、それで派手なアクションまで決めてしまうんだから完璧です。
2001年公開の「猟奇的な彼女」の頃は、ヤンチャな感じが全面に押し出されていましたが、アラフォーになって妖美な色気を纏ってきましたね。
今後、悪役なんかにもドンドン挑戦して年齢を重ねる毎に良い女優さんになって欲しいし、そういう作品を観たいと思いました。
〜まとめ〜
本作の最も優れた点は、ドラマのスピンオフ作品にも関わらず、ドラマを観ていない人を決して置き去りにしない。という所でしょう。
ドラマを観ている方にとっては「キングダム」のゾンビパニックはどのようにして起こったか。という起源を知ることの出来る大切な作品であり、観ていない方にとっては、本作をキッカケにドラマを観てみようという気持ちにさせる。そんな映画に仕上がっていると思います。
もちろん未見の方にドラマ版はオススメします!
なんせ私はドラマ版の大ファンですからね。笑
チュ・ジフンが格好良すぎるんです。男も惚れる男を演じてくれています。
ですので、ドラマを観て本作を未見の方には是非観て頂きたい作品ですし、ドラマをまだ観られてない方は本作で「キングダム」の事の起こりと世界観を味わった上で、肌に合うようなら是非ドラマを観て欲しいなと思います。
ではでは、今回はここまで。
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